神戸アートビレッジセンター 創造・鑑賞型事業
アートイニシアティヴ・プロジェクト vol.1 

Exhibition as media(メディアとしての展覧会)

2007年11月9日(金)ー29日(木)
11:00ー20:00 最終日は17:00まで 火曜日休館
入場無料 ※関連企画の一部有料

会場:神戸アートビレッジセンター
   1F/KAVCギャラリー、1room B1/KAVCシアター、スタジオ3他

参加アーティスト(本展実行委員):
   金氏徹平、喜多順子、中西信洋、八木良太、吉田彩子

主催:神戸アートビレッジセンター
助成:芸術文化振興基金

News

展覧会ブログスタート!
アートイニシアティブ・プロジェクト vol.1「Exhibition as media(メディアとしての展覧会)」の展覧会ブログができました。
会期中に行われるワークショップやトークイベントの告知/報告、ギャラリー内でのアーティストの制作風景などを画像とともにご紹介していきます。
最新情報はこちらから。

Art Initiative Project
アートイニシアティヴ・プロジェクト

神戸アートビレッジセンター(KAVC)では、開館の1996年から10年間、若手芸術家育成企画「神戸アートアニュアル」を開催してきた実績を元に、新たな創造観賞型事業「アートイニシアティヴ・プロジェクト」を始動します。
「アートイニシアティヴ」とは、芸術が社会活動や個人生活に積極的に関与することの重要性から生まれた言葉として、近年注目が高まっています。KAVCでは、「アートイニシアティヴ」をキーワードにした2つの視点から形成する新たなプロジェクトによって、芸術による社会への積極的な提言を目指します。
一つは「神戸アートアニュアル」のセカンドステージとなる『Exhibition as media(メディアとしての展覧会)』。
もう一つが、今秋開催される「神戸ビエンナーレ」の期間に合わせて開催する『アートツーリズムワークショップ「神戸観考」』。
KAVC内外で繰り広げられる2つのプロジェクトを通じて、アーティストが持っている様々な職能/アイデアを具現化する装置としてのアートセンターのあり方を提示すると共に、アートの新たなステージが切り開かれる契機になれば幸いです。

Exhibition as media
メディアとしての展覧会

展覧会とは、本来、アーティストの意識や時代の動向を映し出すメディアとして機能する実験的な試みです。しかしながら、キュレーター主導の企画展やアーティストの個展など、作り手と受け手が一方向のある種のスタイルが確立されている面は否めません。
そこで本プロジェクトでは、アーティスト達が一つのコンセプトに基づいて企画に関わるのではなく、展覧会そのものを一つの作品として捉え、客観的な視点を持ちながら企画を進めました。ミーティングを重ねるなか、双方がアーティストとして又は観賞者としてリクエストを投げかけ、各自のアイデアをミックスさせることにより、ゆるやかなコラボレーションのかたちが生まれました。そうした自然な流れの中で双方の作品性に関与し、展覧会全体を総合的に構築しています。
アーティスト自身が展覧会のあらゆる要素を一つのメディアとして丁寧に検討し、関連イベントの企画、印刷物のディレクション、その他、会期中に様々なプログラムを実施します。
本プロジェクトを通して、展覧会期の始まりから終わりまで、日々変化する動的な存在としての展覧会の進化形を体験して下さい。

関連イベント

要電話予約 078-512-5500/定員になり次第締め切り
各イベントの受付は開始時間の30分前から
都合によりプログラムが変更される場合がありますことを予めご了承下さい。

ゲストトーク

参加アーティストと同世代で様々な立場で活躍する方々をゲストにお招きし、個々の立場からアートとの関わりや同世代が共有する意識についてお話して頂きます。
会場:1room 参加費:各1000円(学割500円※要学生証提示) 定員40名

A 11月11日(日)15:00ー18:00
工藤千愛子(graf media gmディレクター)、竹内厚(Lマガジン副編集長)、竹崎和征(TAKEFLOOR 404&502ギャラリスト/作家)、藤田千彩(美術ライター)
関東と関西それぞれのアートシーンで活躍するギャラリスト、編集者、ライター各氏のお仕事をご紹介いただくとともに、各分野からの視点で対話を繰り広げて頂きます。

B 11月18日(日)15:00ー18:00
同人誌「メルボルン1(Melbourne1)」創刊メンバー
柴崎友香(小説家)、名久井直子(デザイナー)、長嶋有(小説家)、福永信(小説家)、法貴信也(画家)
様々なジャンルの表現者達が新たな可能性を求めて創刊した同人誌「メルボルン1」。この独自の活動にまつわる多彩なお話とともに、本プロジェクトの出品作家を交えたギャラリートークを実施します。

レセプションパーティー

11月11日(日)18:00ー

出品作家による座談会

アーティストが、机を囲んでミーティングを重ねた本企画。様々なコラボレーションが生まれた経緯やそのプロセスについて、展覧会を振り返りながら語り合います。
11月25日(日)17:00ー19:00
会場:1room 参加費:無料 定員:40名 

【お詫びと訂正】
展覧会ちらしにて時間の誤りがありましたことをお詫び申し上げます。
正しくは上記17:00-19:00からの開始になりますのでご留意下さい。

ワークショップ

「金氏徹平と白地図の線をつないで作品を作ろう」
展覧会会期中ギャラリー空間に日々増殖する金氏氏の作品の制作準備として、白地図の線を切って繋げて長さを競争するワークショップを実施します。
11月9日(金)16:00ー18:00、17日(土)15:00ー17:00
会場:1room 参加費:無料 定員:20名(小学4年生以上)

「金氏徹平と白いお菓子のまちを作ろう」
触ってみたくなるような金氏氏の石膏による彫刻作品を、既成のお菓子やスポンジケーキを使って再現。白いお菓子のまちを作ります。
11月24日(土)15:00ー18:00
会場:1room 参加費:1000円 定員:15名(小学4年生以上)

KAVC若手支援企画/ポートフォリオ募集

「神戸アートアニュアル」が対象としてきた若い才能との出会いを目的として、会期中に「エントリーシート」を配布し、ポートフォリオを募集します。選考は当センターを中心に執り行い、入選者には2008年度当センターにて展覧会を実施して頂きます。
応募に関する詳細は近日中に掲載予定。

スケジュール

11月

9(金)ワークショップ
10(土)
11(日)ゲストトークA/レセプション
12(月)
13(火)休館日
14(水)
15(木)
16(金)
17(土)ワークショップ
18(日)ゲストトークB
19(月)
20(火)休館日
21(水)
22(木)
23(金)
24(土)ワークショップ
25(日)出品作家による座談会
26(月)
27(火)休館日
28(水)
29(木)会期終了

参加アーティスト(本展実行委員)※画像をクリックすると拡大します。

金氏徹平|Teppei Kaneuji

「神戸アートアニュアル2003」出品作家/ 1978年大阪府生まれ。2003年京都市立芸術大学大学院修士課程彫刻科修了。 彫刻、インスタレーション、写真などメディアにこだわらず活動を展開。彫刻的な構築思考で日常の中にある異質な素材を結合させ想像世界の風景を蘇らせるなど、モノの境界線、内と外、空間性に対する考察を続けている。主な展覧会に2002-2006年児玉画廊(大阪・東京)、2006年TAKEFLOOR(東京)、2007年広島市現代美術館(広島)にて個展、グループ展に「笑い展:現代アートにみる「おかしみ」の事情」(森美術館/東京)、「VOCA展」(上野の森美術館/東京)など。今秋「美麗新世界:当代日本視覚文化」(Long March Project/北京・広東美術館/広州)出品。

喜多順子|Yoriko Kita

「神戸アートアニュアル1996」出品作家/ 1974年京都府生まれ。1997年嵯峨美術短期大学絵画専攻科卒業。 スケッチがわりに撮りためた写真をもとに具体的な風景や情景などを描く。油画を中心に発表した後、水彩絵の具を使った絵画制作に取り組み、現在は布を支持体とした水彩画を制作している。主な展覧会に1995・1996年ギャラリーココ(京都)、2004・2006年ギャラリーほそかわ(大阪)にて個展、その他グループ展に1999年「今日の作家展」(横浜市民ギャラリー/横浜)、2002年「VOCA 展」(上野の森美術館/東京)、2006年「Kuchen」(graf media gm/大阪)、2007年「ポートレート・セッション」(広島市現代美術館/広島)などがある。

中西信洋|Nobuhiro Nakanishi

「神戸アートアニュアル2001」出品作家/ 1976年福岡県生まれ。2001年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。 立体、ドローイング、版画、写真など、幅広い分野で活動。何気ないモチーフを身近な素材や方法論で作品化し、イメージの連鎖を促す作品を制作している。主な展覧会に2003年「空洞と空白」、 (ノマルエディション/大阪)、「中西信洋 展 - 満ち溢れているもの」(INAXギャラリー/東京)、2006年「今日の作家シリーズ45中西信洋-saturation-」(大阪府立現代美術センター/大阪)など多数。2007年コムデギャルソン京都店にてパリコレクションビデオをモチーフとした映像 作品を発表し好評を博す。今秋「六本木クロッシング2007:未来への脈動」(森美術館/東京)に出品。

八木良太|Lyota Yagi

「神戸アートアニュアル2005」出品作家/ 1980年愛媛県生まれ。2003年京都造形芸術大学空間演出デザイン学科空間デザインコース卒業。 既成の日用品などに独自の解釈を付加して再編集した、主に音や文字、時間に関するオブジェ、インスタレーション作品を制作している。主な展覧会に2006年「timer/waltz」(無人島プロダクション/東京)、「文字の存在論のために」(ヴォイスギャラリー/京都)2007年「クリテリオム70 八木良太」(水戸芸術館現代美術ギャラリー/茨城)、「直線か円環か積層か」(無人島プロダクション/東京)など個展の他、グループ展に2006年「Aランチ」(アクシスギャラリーアネックス/東京)、2007年「混沌から躍り出る星たち 2007 特別篇」(スパイラルガーデン/東京)などがある。

吉田彩子|Saiko Yoshida

「神戸アートアニュアル1998」出品作家(PUBWAY)/ 1973年生まれ。1999年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。 1997年よりユニット「PUBWAY」の活動を開始。映像を日常的に撮影し、店やカフェなどで場作りとしてビデオスライドショウなどを実施している。1997年「アートポーレン」(C.A.P./兵庫)、1999年「滝畑アートウォーキング」(滝畑地区/大阪)、2004年「stay with art 2004」(Hotel T'point/大阪)に参加。その他workroom(大阪)、複眼ギャラリー(大阪)などで発表。現在、 workroom(大阪)にてワークショップなどの企画運営に関わる。