クロニクル

VOL.3
2006-2010

 さて、いよいよ最終回!2006年〜2010年まで。さすがに記憶に新しいでしょう?
 06年。大川興行『Show The BLACK ㈼ イウ コエ オト』。04年にも公演を行った、暗闇演劇の第二弾。役者は闇の中、ちゃんと動き、演じます。劇場の暗闇に、自分だけが観ることのできる舞台は、まさに必見。
【2006年の流行語】「イナバウワー」

 年は変わって、07年。シカゴ出身の演出家・美術家のCraig Quintero率いる台湾のパフォーマンスグループ、riverbed theatre『Electric Dreams 〜電気仕掛けの夢〜』公演を開催。「動く絵画」と評され、幻想と現実の境界があいまいでシュールなその舞台は絶賛を浴びました。
【2007年の流行語】「どげんかせんといかん」

 続いて、08年。小野寺修二×いいむろなおきのマイムパフォーマンス公演をプロデュース。オーディションで選ばれた、多彩な出演者と一ヶ月をかけて創作に取り組み、競演いたしました。
【2008年の流行語】「アラフォー」

 いよいよ、09年。「Go!Go!High School Project」の幕が開けました!18人の高校生×TAKE IT EASY!のメンバーが入り交じり、世代を超えたコラボを実現させました。
【2009年の流行語】「政権交代」

 さて最後は2010年。KAVCの看板企画のひとつ《KAVCダンスフロンティア》も回を重ねること21回目。今回はアンサンブル・ゾネ『Fleeting Light 〜つかの間の光〜』。音楽や美術など他ジャンルのアーティストやダンサーとのコラボレーションなどで常に新しい側面を見せる同カンパニーが新作に挑みました。
【2010年の流行語】「ゲゲゲの」

VOL.2
2001-2005

さて新世紀01年。この年の1月17日より始まった『神戸21世紀復興記念事業』のファイナルイベントとして『KOBE Short Play Festival〜神戸短編演劇祭』を開催。1回の公演で6組の表現者がそれぞれ15分の作品を上演、3日間で9回の公演は全て違うプログラムでした。
【2001年の流行語】「聖域なき改革」


そして02年。次世代の演劇界を担う若手中堅劇団を応援する企画ということで、『KAVCホームグラウンドカンパニー』を前年に引き続き開催。劇団赤鬼・TAKE IT EASY!・劇団☆世界一団のおなじみ3劇団が参加しました。
【2002年の流行語】「タマちゃん」


03年といえば『KAVC演劇ジャンクション』。鈴江俊郎・西田シャトナーの二人が、かつて映画で栄えた街「新開地」から想を得て書き下ろした戯曲を、二本立てで上演。演じたのはオーディションで選ばれた精鋭メンバー。
【2003年の流行語】「なんでだろう?」


04年は、2回目となる演劇フェスティバル『スプリンクルシアター』。東京で1991年から行われていた『ガーディアン・ガーデン演劇フェスティバル』で選ばれた若手を関西でもお披露目しようと企画。チェルフィッチュ・APE・らくだ工務店の3団体が登場しました。
【2004年の流行語】「チョーきもちいい」


連載二回目のトリは05年、KAVCトライアウト『ワイルド番地』。インスタレーション西部劇と称し、現代美術や生演奏の音楽、明りや登場人物など空間全体をあるがままに楽しんでいただけることを目指した実験的作品。作・構成・演出はウォーリー木下。
【2005年の流行語】「想定内」
(敬称略)

VOL.1
1996-2000

まずは96年。演劇の枠にとらわれず表現活動を続けているカンパニーにスポットを当てた『神戸ニュー・ウェーブ・シアター』。その顔ぶれは「維新派」「クロムモリブデン」「銀幕遊学◉レプリカント」錚々たるものでした。
【1996年の流行語】「チョベリバ」

続いて97年。地元の若手劇団を応援しようと企画した『KAVCチャレンジシアター』が開催されました。この年の参加条件は、結成5年以内、主に神戸を活動の拠点としている等で、「劇団黒豚農場」「劇団☆世界一団」「トライアングルシアター」「芝居屋坂道ストア」の4劇団が参加しました。
【1997年の流行語】「マイブーム」


そして98年。この年結成11年目を迎えた劇団「遊気舎」がKAVCの地下1階から4階までの全フロアを使用し、全館をハリウッドの映画スタジオに見立てた『エル・ニンジャ対サイボーグドラゴン』を開催。USJを先取り?
【1998年の流行語】「だっちゅーの」


年が変わって99年。毎夏に開催されていた神戸市高校演劇祭が、15周年ということでKAVCに登場。総合演出は、当時圧倒的な人気を誇っていた劇団「惑星ピスタチオ」の作・演出家、西田シャトナー。4本のオムニバスを神戸の若手演出家達とまとめ上げた『爆裂!HI-SCHOOL ON STAGE』を上演。
【1999年の流行語】「リベンジ」


いよいよ世紀末2000年!イッセー尾形の劇作のパートナーであり、世界各地で活躍する演出家でもある、森田雄三率いるご当地神戸のユニット「アヴァンギャルズ」が恒例の『新開地のアバンギャルド』シリーズをまたまた上演。次回は21世紀突入です!
【2000年の流行語】「ジコチュー」
(敬称略)